Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > yaml/storeライブラリ > YAML::Storeクラス

class YAML::Store

クラスの継承リスト: YAML::Store < PStore < Object < Kernel

要約

PStoreYAML 版です。 Marshal.#dump したバイナリ形式の 代わりに YAML 形式でファイルに保存します。

使い方は PStore とほとんど同じです。 インターフェースは Hash に似ています。

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
dump empty_marshal_checksum empty_marshal_data load marshal_dump_supports_canonical_option?
定数
EMPTY_MARSHAL_CHECKSUM EMPTY_MARSHAL_DATA

特異メソッド

new(*options) -> YAML::Store[permalink][rdoc]

自身を初期化します。

YAML 形式のファイルを読み込ませたい場合は、最初の引数にファイル名を文字列で指定します。 最後の引数がハッシュであった場合は、YAML 出力時のオプションを変更します。

[PARAM] options:
読み込ませたいファイルや、オプションを与えます。

[SEE_ALSO] Object#to_yaml, YAML::DEFAULTS

インスタンスメソッド

dump(table) -> String[permalink][rdoc]

YAML 形式の文字列を返します。

[PARAM] table:
使用されません。
empty_marshal_checksum -> String[permalink][rdoc]

空のデータのチェックサムを返します。

empty_marshal_data -> String[permalink][rdoc]

空のデータを返します。

load(content) -> object[permalink][rdoc]

YAML 形式の文字列からデータを読み込みます。

[PARAM] content:
YAML 形式の文字列を指定します。
marshal_dump_supports_canonical_option? -> false[permalink][rdoc]

YAML::Store では Marshal.#dump を使用しないので常に偽を返します。

定数

EMPTY_MARSHAL_CHECKSUM -> String[permalink][rdoc]

内部で使用します。

EMPTY_MARSHAL_DATA -> String[permalink][rdoc]

内部で使用します。