Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > irb/extend-commandライブラリ > IRB::ExtendCommandBundleモジュール
クラスの継承リスト: IRB::ExtendCommandBundle
irb のコマンドを拡張するためのモジュールです。
def_extend_command(cmd_name, cmd_class, load_file = nil, *aliases) -> object
[permalink][rdoc]irb に cmd_name で指定したメソッドが実行できるように拡張します。
extend_object(obj) -> IRB::ExtendCommandBundle
[permalink][rdoc]IRB::ExtendCommandBundle で定義済みの拡張に指定されたエイリアスを obj に定義します。
install_extend_commands -> object
[permalink][rdoc]定義済みの拡張を読み込みます。
irb で以下のメソッドが利用できるようになります。(それぞれ 1 つだけ抜粋)
irb/extend-command が require された時にライブラリ内部で自動的 に実行されます。
irb_original_method_name(method_name) -> String
[permalink][rdoc]method_name で指定したメソッドの irb 中でのエイリアスを返します。ライブ ラリ内部で使用します。
install_alias_method(to, from, override = NO_OVERRIDE)
[permalink][rdoc]メソッドのエイリアスを定義します。ライブラリ内部で使用します。
irb_context -> IRB::Context
[permalink][rdoc]現在の irb に関する IRB::Context を返します。
irb_exit(ret = 0) -> object
[permalink][rdoc]irb を終了します。ret で指定したオブジェクトを返します。
ユーザが直接使用するものではありません。
NO_OVERRIDE -> 0
[permalink][rdoc]irb でコマンドのエイリアスを定義する際に、既にこれからエイリアス先に指 定したメソッド名と同名のメソッドが定義済みであった場合、エイリアスを定 義しない事を指定するフラグです。
[SEE_ALSO] IRB::ExtendCommandBundle.def_extend_command
OVERRIDE_ALL -> 1
[permalink][rdoc]irb でコマンドのエイリアスを定義する際に、既にこれからエイリアス先に指 定したメソッド名と同名のメソッドが定義済みであった場合でも、常にエイリ アスを定義する事を指定するフラグです。
[SEE_ALSO] IRB::ExtendCommandBundle.def_extend_command
OVERRIDE_PRIVATE_ONLY -> 2
[permalink][rdoc]irb でコマンドのエイリアスを定義する際に、既にこれからエイリアス先に指 定したメソッド名と同名の public メソッドが定義済みではなかった場合のみ、 エイリアスを定義する事を指定するフラグです。
[SEE_ALSO] IRB::ExtendCommandBundle.def_extend_command