Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Stringクラス > delete
delete(*strs) -> String
[permalink][rdoc]self から strs に含まれる文字を取り除いた文字列を生成して返します。
str の形式は tr(1) と同じです。 つまり、`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように 文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。
「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。 「^」も文字列の先頭にあるときだけ効果を発揮します。 また、「-」「^」「\」はバックスラッシュ (「\」) によってエスケープできます。
なお、引数を複数指定した場合は、 すべての引数にマッチする文字だけが削除されます。
例:
p "123456789".delete("2378") #=> "14569" p "123456789".delete("2-8", "^4-6") #=> "14569"
delete(str) -> String
[permalink][rdoc] [redefined by jcode]
String#delete の日本語対応版です。 指定したパターンの文字列を取り除きます。
ただしこのメソッドは置き換え前の物とは異なり 複数の引数を取れません。
例:
#!/usr/bin/env ruby $KCODE = 'EUC' zstr = 'ABCDEF' hoge = 'hogehoge' p zstr.delete("A") # => "唾津\306" p hoge.delete("e") # => "hoghog" require 'jcode' p zstr.delete("A") # => "BCDEF" p hoge.delete("e") # => "hoghog"