Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > weakrefライブラリ > WeakRefクラス
クラスの継承リスト: WeakRef < Delegator < Object < Kernel
weak reference を実現するクラスです。
WeakRef オブジェクトは与えられたオブジェクトをポイントしますが、 ポイント先のオブジェクトは GC される可能性があります。 アクセスしようとしたときにオブジェクトが GC されていれば WeakRef::RefError が発生します。
delegate も参照してください。
require 'weakref' foo = Object.new ref = WeakRef.new(foo) ref.some_method_of_foo
new(orig) -> WeakRef
[permalink][rdoc]与えられたオブジェクトを使って自身を初期化します。
__getobj__ -> object
[permalink][rdoc]自身の参照先のオブジェクトを返します。
[SEE_ALSO] delegate
__setobj__(obj) -> ()
[permalink][rdoc]与えられたオブジェクトを自身の参照先としてセットします。 内部用のメソッドなので使わないでください。
weakref_alive? -> bool
[permalink][rdoc]参照先のオブジェクトがまだ生きていれば真を返します。 GC されていれば偽を返します。