Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > csvライブラリ > CSV::BasicWriterクラス

class CSV::BasicWriter

クラスの継承リスト: CSV::BasicWriter < CSV::Writer < Object < Kernel

要約

CSVデータ書き込み時に用いられるクラス

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
close_on_terminate
privateメソッド
terminate

特異メソッド

new(str_or_writable, fs = ',', rs = nil) -> CSV::BasicWriter[permalink][rdoc]

引数str_or_writableを出力先としてCSV::BasicWriterオブジェクトを生成します。

[PARAM] str_or_writable:
CSVデータの書き込み先。このパラメータとして渡すインスタンスには<<メソッドが定義されている必要があります。
[PARAM] fs:
書き込みデータのフィールドセパレータの指定。 nil (デフォルト) で ',' をセパレータとします。
[PARAM] rs:
行区切り文字の指定。nil (デフォルト) で CrLf / Lf。 Cr を行区切りとしたい場合は ?\r を渡します。

インスタンスメソッド

close_on_terminate -> true[permalink][rdoc]

本メソッドを呼び出すことで終了時にCSV::BasicWriterオブジェクトがIOクローズ処理を行います。

privateメソッド

terminate -> nil[permalink][rdoc]

close_on_terminateメソッドが既に呼び出されていれば、出力先(newメソッドのstr_or_writableパラメータ)のIOクローズ処理を行います。