connect(ole) -> WIN32OLE
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現在実行中のOLEオートメーションサーバに接続します。
connectメソッドは、COMのモニカを利用して、現在実行中のOLEオートメーションサーバを検索し、接続します。接続に成功した場合、該当サーバを操作可能なWIN32OLEオブジェクトが返ります。
- [PARAM] ole:
- 接続対象のサーバを示すPROGID、CLSIDまたはモニカ(別名)を指定します。
- [RETURN]
- ole引数で特定されるWIN32OLEオブジェクトを返します。
- [EXCEPTION] WIN32OLERuntimeError:
- オートメーションサーバの呼び出しに失敗しました。理由はメッセージのHRESULTを調べてください。
WIN32OLE.connect('Excel.Application') # => WIN32OLE object which represents running Excel.
- PROGID
-
OLEオートメーションサーバを識別するための文字列。通常「ベンダー名.アプリケーション名.インターフェイス名」の形式を取ります。レジストリの HKEY_CLASSES_ROOTの「.」で始まらないキーとして登録されます。
- CLSID
-
OLEオートメーションサーバを含むCOMのクラスを識別するための128ビット GUID。文字列表現は、レジストリのHKEY_CLASSES_ROOT\CLSID下のキーとして登録されます。
- モニカ
-
モニカは、URIのようにWindows上のリソースを一意に識別するためのオブジェクトのインターフェイスで、文字表現を持ちます。詳細については http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms691261(v=VS.85).aspx を参照してください。