instance method WIN32OLE_METHOD#invkind

invkind -> Integer[permalink][rdoc][edit]

メソッドの種類を示すINVOKEKIND列挙値を取得します。

ここで言うメソッドの種類というのは、OLEオートメーションクライアントの記述言語がどのような形式でサーバ呼び出しを記述すべきかを指定した属性値です。

[RETURN]
メソッドのINVOKEKINDを返します。
tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'Workbooks')
method = WIN32OLE_METHOD.new(tobj, 'Add')
puts method.invkind # => 1

INVOKEKIND列挙値は以下の通りです。メソッドの種類は以下の値の論理和で示されます。

INVOKE_FUNC(1)

関数呼び出し形式で記述するメソッドです。

INVOKE_PROPERTYGET(2)

プロパティ参照形式で記述するメソッドです。

INVOKE_PROPERTYPUT(4)

プロパティに値を設定する形式で記述するメソッドです。

INVOKE_PROPERTYPUTREF(8)

プロパティに参照を設定する形式で記述するメソッドです。

なおINVOKE_PROPERTYPUTREFとINVOKE_PROPERTYPUTは、プロパティ設定形式が2 種類ある言語用の区分です。Rubyでの記述時はどちらも「prop=(arg)」の形式で記述します。