new(ole, event = nil) -> WIN32OLE_EVENT
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OLEオートメーションサーバのイベント受信機構をオブジェクト化して返します。
newメソッドは、OLEオートメーションサーバがイベント通知に利用するインターフェイスを取得し、オブジェクトとして返します。
- [PARAM] ole:
- イベントの通知元のWIN32OLEオブジェクトを指定します。
- [PARAM] event:
- イベントのインターフェイスを示すインターフェイス名または IIDを文字列で指定します。省略時にはoleパラメータで指定したオブジェクトの既定のイベントインターフェイスを利用します。
- [RETURN]
- 指定したオブジェクトのイベントを管理するWIN32OLE_EVENTオブジェクト。
- [EXCEPTION] RuntimeError:
- eventパラメータで指定したIIDが見つかりません。またはオブジェクトがイベントをサポートしていません。
以下の3例はいずれも同等です。
デフォルトイベントインターフェイスを指定した例
ie = WIN32OLE.new('InternetExplorer.Application') ev = WIN32OLE_EVENT.new(ie)
インターフェイス名を指定した例
ie = WIN32OLE.new('InternetExplorer.Application') ev = WIN32OLE_EVENT.new(ie, 'DWebBrowserEvents2')
IIDを指定した例
ie = WIN32OLE.new('InternetExplorer.Application') ev = WIN32OLE_EVENT.new(ie, '{34A715A0-6587-11D0-924A-0020AFC7AC4D}')