encode(encoding, **options) -> String
[permalink][rdoc][edit]encode(encoding, from_encoding, **options) -> String
encode(**options) -> String
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self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもなくば self のエンコーディングが使われます。無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。
- [PARAM] encoding:
- 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを指定します。
- [PARAM] from_encoding:
- 変換元のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを指定します。
- [PARAM] option:
- 変換オプションをキーワード引数で与えます。
- [RETURN]
- 変換された文字列
変換オプション
- :invalid => nil
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変換元のエンコーディングにおいて不正なバイトがあった場合に、例外 Encoding::InvalidByteSequenceError を投げます。(デフォルト)
- :invalid => :replace
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変換元のエンコーディングにおいて不正なバイトがあった場合に、不正なバイトを置換文字で置き換えます。
- :undef => nil
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変換先のエンコーディングにおいて文字が定義されていない場合に、例外 Encoding::UndefinedConversionError を投げます。(デフォルト)
- :undef => :replace
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変換先のエンコーディングにおいて文字が定義されていない場合に、未定義文字を置換文字で置き換えます。
- :replace => string
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前述の :invalid => :replace や :undef => :replace で用いられる置換文字を指定します。デフォルトは Unicode 系のエンコーディングならば U+FFFD、それ以外では "?" です。
- :fallback => Hash | Proc | Method
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未定義の文字に対する置換文字を設定します。このオプションに与えられるオブジェクトは Hash, Proc, Method のいずれかまたは [] メソッドを持つオブジェクトです。キーは現在のトランスコーダのソースエンコーディングで未定義の文字です。値は、変換先のエンコーディングでの変換後の文字です。
- :xml => :text
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文字列を XML の CharData として適するように処理します。具体的には、'&'、'<'、'>'、をそれぞれ '&'、'<'、'>' に変換し、未定義文字を文字参照 (大文字16進数) に置き換えます。この出力は HTML の #PCDATA として利用することもできます。
- :xml => :attr
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文字列を XML の AttValue として適するように処理します。具体的には、'&'、'<'、'>'、'"'、をそれぞれ '&'、'<'、'>'、'"' に変換し、未定義文字を文字参照 (大文字16進数) に置き換えます。この出力は HTML の属性値として利用することもできます。
- :universal_newline => true
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CR 改行および CRLF 改行を LF 改行に置き換えます。
- :cr_newline => true
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LF 改行を CR 改行に置き換えます。(CRLF は CRCR になります)
- :crlf_newline => true
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LF 改行を CRLF 改行に置き換えます。(CRLF は CRCRLF になります)
これ以上細かい指定を行いたい場合は、Encoding::Converter#convert を用いましょう。
#coding:UTF-8 s = "いろは" s.encode("EUC-JP") s.encode(Encoding::UTF_8) # U+00B7 MIDDLE DOT, U+2014 EM DASH は対応する文字が Windows-31J には # 存在しないのでそのまま変換しようとすると Encoding::UndefinedConversionError が発生する str = "\u00b7\u2014" str.encode("Windows-31J", fallback: { "\u00b7" => "\xA5".force_encoding("Windows-31J"), "\u2014" => "\x81\x5C".force_encoding("Windows-31J") })
[SEE_ALSO] String#encode!