Gem パッケージのメタデータを扱うためのクラスです。
_load(str) -> Gem::Specification
[permalink][rdoc]マーシャルされたデータをロードするためのメソッドです。
array_attribute(name) -> ()
[permalink][rdoc]Gem::Specification.attribute と同じですが、値を配列に格納するアクセサを作ります。
[SEE_ALSO] Gem::Specification.attribute
array_attributes -> Array
[permalink][rdoc]@@array_attributes の複製を返します。
[SEE_ALSO] Object#dup
attribute(name) -> ()
[permalink][rdoc]デフォルト値を指定したアクセサを定義するために使用します。
以下の副作用があります。
attribute_alias_singular(singular, plural) -> ()
[permalink][rdoc]既に存在する複数形の属性の単数形バージョンを定義します。
これは単に一つの引数を受け取りそれを配列に追加するようなヘルパーメソッドを定義するということです。
例:
# このように定義すると attribute_alias_singular :require_path, :require_paths # こう書くかわりに s.require_paths = ['mylib'] # こう書くことができます。 s.require_path = 'mylib'
attribute_defaults -> Array
[permalink][rdoc][TODO]
@@attributes の複製を返します。
attribute_names -> Array
[permalink][rdoc]属性名の配列を返します。
attributes(*args) -> ()
[permalink][rdoc]複数の属性を一度に作成するために使用します。
各属性のデフォルト値は nil になります。
default_value(name) -> object
[permalink][rdoc]与えられた名前の属性のデフォルト値を返します。
from_yaml(input) -> Gem::Specification
[permalink][rdoc]YAML ファイルから gemspec をロードします。
YAML ファイルから Gem::Specification をロードすると、通常の Ruby オブジェクトの初期化ルーチン (#initialize) を通りません。このメソッドは初期化ルーチンの一部を実行し、 gemspec のバージョンチェックも行います。
list -> Array
[permalink][rdoc]実行中の Ruby のインスタンスで作成された Gem::Specification のインスタンスを返します。
load(filename) -> Gem::Specification
[permalink][rdoc]gemspec ファイルをロードします。
normalize_yaml_input(input) -> String
[permalink][rdoc]YAML 形式の gemspec を正しくフォーマットします。
overwrite_accessor(name) { ... } -> ()
[permalink][rdoc]呼び出し時に特別な動作をする必要のある属性があります。このメソッドはそういうことを可能にします。
ブロックパラメータは任意のものを使用することができます。
read_only(*names) -> ()
[permalink][rdoc]与えられた属性名を読み取り専用にします。
required_attribute(name, default = nil) -> ()
[permalink][rdoc]必須の属性を作成します。
[SEE_ALSO] Gem::Specification.attribute
required_attribute?(name) -> bool
[permalink][rdoc]必須属性であれば真を返します。
required_attributes -> Array
[permalink][rdoc]必須属性のリストを返します。
_dump -> String
[permalink][rdoc]重要なインスタンス変数のみを Marshal.#dump します。
[SEE_ALSO] Marshal.#dump
add_bindir(executables) -> Array | nil
[permalink][rdoc]実行コマンドの格納場所を返します。
add_dependency
[permalink][rdoc][TODO]
add_development_dependency(gem, *requirements) -> Array
[permalink][rdoc]add_runtime_dependency(gem, *requirements) -> Array
[TODO]
この Gem を実行するための依存関係を追加します。
例:
spec.add_runtime_dependency('jabber4r', '> 0.1', '<= 0.5')
[SEE_ALSO] Gem::Dependency
assign_defaults -> ()
[permalink][rdoc]全ての属性にデフォルト値をセットします。
これはアクセサメソッドを使用して行われるので、ブロックを用いた特別な初期化もきちんと実行されます。セットされる値はデフォルト値のコピーです。
author -> String
[permalink][rdoc]作成者の名前を返します。
author=(name)
[permalink][rdoc]作成者の名前をセットします。
authors -> Array
[permalink][rdoc]作成者の名前の配列を返します。
authors=(names)
[permalink][rdoc]作成者の名前の配列をセットします。
autorequire -> String
[permalink][rdoc]非推奨の属性です。
autorequire=(lib)
[permalink][rdoc]非推奨の属性です。
bindir -> String
[permalink][rdoc]実行ファイルを格納するディレクトリを返します。
bindir=(dir)
[permalink][rdoc]実行ファイルを格納するディレクトリをセットします。
cert_chain -> Array
[permalink][rdoc][TODO]
cert_chain=(arr)
[permalink][rdoc][TODO]
date -> Time
[permalink][rdoc]日付を返します。
date=(date)
[permalink][rdoc]default_executable -> String | nil
[permalink][rdoc]Gem パッケージ内で gem コマンド経由で実行するファイルを返します。
default_executable=(executable)
[permalink][rdoc]Gem パッケージ内で gem コマンド経由で実行するファイルをセットします。
dependencies -> Array
[permalink][rdoc]依存している Gem のリストを返します。
[SEE_ALSO] Gem::Dependency
dependent_gems -> Array
[permalink][rdoc]この Gem に依存している全ての Gem の情報のリストを返します。
それぞれのエントリは配列になっており、各要素は以下のようになっています。
description -> String
[permalink][rdoc]Gem パッケージの説明を返します。
description=(desc)
[permalink][rdoc]Gem パッケージの説明をセットします。
development_dependencies -> Array
[permalink][rdoc]この Gem が依存している Gem のリストを返します。
email -> String
[permalink][rdoc]メールアドレスを返します。
email=(email)
[permalink][rdoc]メールアドレスをセットします。
executable -> String
[permalink][rdoc]実行可能ファイル名を返します。
executable=(executable)
[permalink][rdoc]実行可能ファイル名をセットします。
executables -> [String]
[permalink][rdoc]実行可能ファイル名のリストを返します。
executables=(executables)
[permalink][rdoc]実行可能ファイル名のリストをセットします。
extensions -> [String]
[permalink][rdoc]拡張ライブラリをコンパイルするために必要な extconf.rb 形式のファイルのリストを返します。
extensions=(paths)
[permalink][rdoc]拡張ライブラリをコンパイルするために必要な extconf.rb 形式のファイルのリストをセットします。
extra_rdoc_files -> [String]
[permalink][rdoc]RDoc でドキュメントを作成する際に使用する特別なファイルのリストを返します。
extra_rdoc_files=(paths)
[permalink][rdoc]RDoc でドキュメントを作成する際に使用する特別なファイルのリストをセットします。
file_name -> String
[permalink][rdoc]生成される Gem パッケージの名前を返します。
files -> [String]
[permalink][rdoc]この Gem パッケージに含まれるファイル名の配列を返します。
files=(files)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージに含まれるファイル名の配列をセットします。
full_gem_path -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージへのフルパスを返します。
full_name -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージのバージョンを含む完全な名前 (name-version) を返します。
プラットフォームの情報が指定されている場合は、それも含みます (name-version-platform)。
has_rdoc -> bool
[permalink][rdoc]真の場合は RDoc を生成しせん。偽の場合は RDoc を生成します。
has_rdoc=(flag)
[permalink][rdoc]RDoc を生成するかどうかをセットします。デフォルトは偽です。
has_rdoc? -> bool
[permalink][rdoc]真の場合は RDoc を生成しせん。偽の場合は RDoc を生成します。
[SEE_ALSO] Gem::Specification#has_rdoc
has_test_suite? -> bool
[permalink][rdoc]このメソッドは非推奨です。 Gem::Specification#has_unit_tests? を使用してください。
has_unit_tests? -> bool
[permalink][rdoc]この Gem パッケージがユニットテストを含むかどうか返します。
真の場合はユニットテストを含みます。そうでない場合は偽を返します。
homepage -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを作成しているプロジェクトか作成者のウェブサイトの URI を返します。
homepage=(uri)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを作成しているプロジェクトか作成者のウェブサイトの URI をセットします。
installation_path -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージのインストール先のパスを返します。
lib_files -> [String]
[permalink][rdoc]この Gem パッケージに含まれているファイルのうち Gem::Specification#require_paths 以下にあるファイルのリストを返します。
loaded=(flag)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの gemspec が既にロードされているかどうかをセットします。
この属性は永続化しません。
loaded? -> bool
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの gemspec が既にロードされているかどうかを返します。
既にロードされている場合は真を返します。そうでない場合は偽を返します。
loaded_from -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの gemspec がある場所を返します。
この属性は永続化されません。
loaded_from=(path)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの gemspec がある場所をセットします。
mark_version -> String
[permalink][rdoc]RubyGems のバージョンを内部にセットします。
name -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの名前を返します。
name=(name)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの名前をセットします。
normalize -> [String]
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの含まれるファイルリストから重複を取り除きます。
original_name -> String
[permalink][rdoc]このメソッドは後方互換性のために残されています。
[SEE_ALSO] Gem::Specification#full_name
original_platform -> String
[permalink][rdoc]この属性は古いバージョンの Gem パッケージをアンインストールするために残されています。
original_platform=(platform)
[permalink][rdoc]この属性は古いバージョンの Gem パッケージをアンインストールするために残されています。
platform -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを使用できるプラットフォームを返します。
platform=(platform)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを使用できるプラットフォームをセットします。
[SEE_ALSO] Gem::Platform::RUBY
post_install_message -> String
[permalink][rdoc]インストール完了後に表示するメッセージを返します。
post_install_message=(message)
[permalink][rdoc]インストール完了後に表示するメッセージをセットします。
rdoc_options -> [String]
[permalink][rdoc]API ドキュメントを生成するときに rdoc コマンドに与えるオプションを返します。
rdoc_options=(options)
[permalink][rdoc]API ドキュメントを生成するときに rdoc コマンドに与えるオプションをセットします。
require_path -> String
[permalink][rdoc]Gem::Specification#require_paths の単数バージョンです。
[SEE_ALSO] Gem::Specification#require_paths
require_path=(path)
[permalink][rdoc]Gem::Specification#require_paths= の単数バージョンです。
[SEE_ALSO] Gem::Specification#require_paths=
require_paths -> [String]
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを使用した際に require するファイルが置かれているディレクトリのリストを返します。
require_paths=(paths)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを使用した際に require するファイルが置かれているディレクトリのリストをセットします。
required_ruby_version -> Gem::Requirement
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを動作させるのに必要な Ruby のバージョンを返します。
required_ruby_version=(requirement)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを動作させるのに必要な Ruby のバージョンをセットします。
[SEE_ALSO] Gem::Requirement
required_rubygems_version -> Gem::Requirement
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを動作させるのに必要な RubyGems のバージョンを返します。
required_rubygems_version=(requirement)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを動作させるのに必要な RubyGems のバージョンをセットします。
[SEE_ALSO] Gem::Requirement
requirements -> Array
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを動作させるのに必要な条件を返します。これはユーザのためのシンプルな情報です。
requirements=(informations)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを動作させるのに必要な条件をセットします。これはユーザのためのシンプルな情報をセットします。
rubygems_version -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを作成した RubyGems のバージョンを返します。
rubygems_version=(version)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージを作成した RubyGems のバージョンをセットします。この属性は Gem パッケージが作成された時に自動的にセットされます。
runtime_dependencies -> Array
[permalink][rdoc]この Gem パッケージが依存している Gem パッケージのリストを返します。
satisfies_requirement?(dependency) -> bool
[permalink][rdoc]この Gem パッケージが与えられた依存関係を満たすかどうかを返します。
依存関係を満たす場合は真を返します。そうでない場合は偽を返します。
[SEE_ALSO] Gem::Dependency
signing_key -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの署名に使用するキーを返します。
signing_key=(key)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの署名に使用するキーをセットします。
specification_version -> Integer
[permalink][rdoc]この Gem パッケージに用いられている gemspec のバージョンを返します。
specification_version=(version)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージに用いられている gemspec のバージョンをセットします。
[SEE_ALSO] Gem::Specification::SPECIFICATION_VERSION_HISTORY
summary -> String
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの短い説明を返します。
summary=(summary)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージの短い説明をセットします。
test_file -> String
[permalink][rdoc]Gem::Specification#test_files の単数バージョンです。
test_file=(file)
[permalink][rdoc]Gem::Specification#test_files= の単数バージョンです。
test_files -> [String]
[permalink][rdoc]ユニットテストのファイルのリストを返します。
test_files=(files)
[permalink][rdoc]ユニットテストのファイルのリストをセットします。
test_suite_file -> String
[permalink][rdoc]この属性は非推奨です。 Gem::Specification#test_files を使用してください。
test_suite_file=(file)
[permalink][rdoc]この属性は非推奨です。 Gem::Specification#test_files= を使用してください。
to_ruby -> String
[permalink][rdoc]自身を再現するための Ruby スクリプトを文字列で返します。
省略されている値はデフォルト値が使用されます。
validate -> bool
[permalink][rdoc]必須属性のチェックと自身の基本的な正当性チェックを行います。
チェックにパスした場合は常に true を返します。そうでない場合は例外が発生します。
version -> Gem::Version
[permalink][rdoc]この Gem パッケージのバージョンを返します。
version=(version)
[permalink][rdoc]この Gem パッケージのバージョンをセットします。
yaml_initialize
[permalink][rdoc][TODO]
CURRENT_SPECIFICATION_VERSION -> 2
[permalink][rdoc]現在の gemspec のバージョンを表す定数です。
MARSHAL_FIELDS -> Hash
[permalink][rdoc][TODO]
NONEXISTENT_SPECIFICATION_VERSION -> -1
[permalink][rdoc]明確に指定されていない時の gemspec のバージョンを表します。
SPECIFICATION_VERSION_HISTORY -> Hash
[permalink][rdoc]gemspec ファイルのバージョンの歴史を表す定数です。
TODAY -> Time
[permalink][rdoc]本日の日付を返します。