Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > net/imapライブラリ > Net::IMAPクラス > select

instance method Net::IMAP#select

select(mailbox) -> Net::IMAP::TaggedResponse[permalink][rdoc]

SELECT コマンドを送り、指定したメールボックスを処理対象の メールボックスにします。

このコマンドが成功すると、クライアントの状態が「selected」になります。

このコマンドを実行した直後に Net::IMAP#responses["EXISTS"].last を調べると、メールボックス内のメールの数がわかります。 また、Net::IMAP#responses["RECENT"].lastで、 最新のメールの数がわかります。 これらの値はセッション中に変わりうることに注意してください。 Net::IMAP#add_response_handler を使うとそのような更新情報を 即座に取得できます。

[PARAM] mailbox:
処理対象としたいメールボックスの名前(文字列)
[EXCEPTION] Net::IMAP::NoResponseError:
mailboxが存在しない等の理由でコマンドの実行に失敗 した場合に発生します。