Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Arrayクラス > delete

instance method Array#delete

delete(val) -> object | nil[permalink][rdoc]
delete(val) { ... } -> object

指定された val と == で等しい要素を自身からすべて取り除きます。 等しい要素が見つかった場合は最後に見つかった要素を、 そうでない場合には nil を返します。

ブロックが与えられた場合、val と等しい要素が見つからなかったときにブロッ クを評価してその結果を返します。

[PARAM] val:
自身から削除したい値を指定します。
array = [1, 2, 3, 2, 1]
p array.delete(2)       #=> 2
p array                 #=> [1, 3, 1]

# ブロックなしの引数に nil を渡すとその戻り値から削除が
# 行われたかどうかの判定をすることはできない
ary = [nil,nil,nil]
p ary.delete(nil)       #=> nil
p ary                   #=> []
p ary.delete(nil)       #=> nil