Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > parsedateライブラリ > ParseDateモジュール > parsedate

module function ParseDate.#parsedate

parsedate(str, complete = false) -> Array | nil[permalink][rdoc]

str で与えられた日付表現を解析し、見いだした要素を 配列 (年、月、日、時、分、秒、タイムゾーン、曜日) で返します。

complete が真で、年が "00" から "99" の範囲であれば、 年の下2桁の表現であるとみなし上2桁を補います。 69 以上なら 1900 年代とみなします。 69 未満なら 2000 年代とみなします。

parsedate はいろいろな書式をあつかえます。 たとえば、つぎのような表現を受けつけます。

Sat
Saturday
1999-08-28
21:45:09
09:45:09 PM
1999-08-28T21:45:09+0900
19990828 214509
H11.08.28T21:45:09Z
Sat Aug 28 21:45:09 1999
Sat Aug 28 21:45:09 JST 1999
Sat, 28 Aug 1999 21:45:09 -0400
Saturday, 28-Aug-99 21:45:09 GMT
08/28/1999
1999/08/28

日付解析し直ちに Date、 あるいは DateTime オブジェクトを生成するには、 date で提供される Date.parseDateTime.parseDate.strptimeDateTime.strptime などをつかうことができます。

日付解析し直ちに Time オブジェクトを生成するには、 time で提供される Time.parse をつかうことができます。

[PARAM] str:
日付をあらわす文字列
[PARAM] complete:
年を補完するか
require 'parsedate'

ParseDate.parsedate('Sat Aug 28 21:45:09 1999')
    # => [1999, 8, 28, 21, 45, 9, nil, 6]

ParseDate.parsedate('Saturday, 28-Aug-99 21:45:09 GMT')
    # => [99, 8, 28, 21, 45, 9, "GMT", 6]

ParseDate.parsedate('99-08-28', true)
    # => [1999, 8, 28, nil, nil, nil, nil, nil]

ParseDate.parsedate('01-08-28', true)
    # => [2001, 8, 28, nil, nil, nil, nil, nil]