Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > parsedateライブラリ > ParseDateモジュール
クラスの継承リスト: ParseDate
日時を表す文字列を解析するためのモジュールです。
解析した結果の各要素を配列 (年、月、日、時、分、秒、タイムゾーン、曜日)に して返す ParseDate.#parsedate を提供します。
例:
require 'parsedate' ParseDate.parsedate "Tuesday, July 6th, 2007, 18:35:20 UTC" # => [2007, 7, 6, 18, 35, 20, "UTC", 2]
parsedate(str, complete = false) -> Array | nil
[permalink][rdoc]str で与えられた日付表現を解析し、見いだした要素を 配列 (年、月、日、時、分、秒、タイムゾーン、曜日) で返します。
complete が真で、年が "00" から "99" の範囲であれば、 年の下2桁の表現であるとみなし上2桁を補います。 69 以上なら 1900 年代とみなします。 69 未満なら 2000 年代とみなします。
parsedate はいろいろな書式をあつかえます。 たとえば、つぎのような表現を受けつけます。
Sat Saturday 1999-08-28 21:45:09 09:45:09 PM 1999-08-28T21:45:09+0900 19990828 214509 H11.08.28T21:45:09Z Sat Aug 28 21:45:09 1999 Sat Aug 28 21:45:09 JST 1999 Sat, 28 Aug 1999 21:45:09 -0400 Saturday, 28-Aug-99 21:45:09 GMT 08/28/1999 1999/08/28
日付解析し直ちに Date、 あるいは DateTime オブジェクトを生成するには、 date で提供される Date.parse、 DateTime.parse や Date.strptime、 DateTime.strptime などをつかうことができます。
日付解析し直ちに Time オブジェクトを生成するには、 time で提供される Time.parse をつかうことができます。
require 'parsedate' ParseDate.parsedate('Sat Aug 28 21:45:09 1999') # => [1999, 8, 28, 21, 45, 9, nil, 6] ParseDate.parsedate('Saturday, 28-Aug-99 21:45:09 GMT') # => [99, 8, 28, 21, 45, 9, "GMT", 6] ParseDate.parsedate('99-08-28', true) # => [1999, 8, 28, nil, nil, nil, nil, nil] ParseDate.parsedate('01-08-28', true) # => [2001, 8, 28, nil, nil, nil, nil, nil]