Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > irb/frameライブラリ > IRB::Frameクラス

class IRB::Frame

クラスの継承リスト: IRB::Frame < Object < Kernel

要約

現在実行中のフレーム情報を取り扱うためのクラスです。

[注] set_trace_func を用いて Ruby の実行をトレースしています。 マルチスレッドには対応していません。

目次

特異メソッド
bottom sender top
インスタンスメソッド
bottom top trace_func

特異メソッド

bottom(n = 0) -> Binding[permalink][rdoc]

下から n 番目のコンテキストを取り出します。

[PARAM] n:
取り出すコンテキストを Integer で指定します。n は 0 が最 下位になります。
sender -> object[permalink][rdoc]

センダになっているオブジェクトを取り出します。 センダとは、そのメソッドを呼び出した側の self のことです。

top(n = 0) -> Binding[permalink][rdoc]

上から n 番目のコンテキストを取り出します。

[PARAM] n:
取り出すコンテキストを Integer で指定します。n は 0 が最 上位になります。

インスタンスメソッド

bottom(n = 0) -> Binding[permalink][rdoc]

下から n 番目のコンテキストを取り出します。

[PARAM] n:
取り出すコンテキストを Integer で指定します。n は 0 が最 下位になります。
top(n = 0) -> Binding[permalink][rdoc]

上から n 番目のコンテキストを取り出します。

[PARAM] n:
取り出すコンテキストを Integer で指定します。n は 0 が最 上位になります。
trace_func(event, file, line, id, binding) -> Binding[permalink][rdoc]

ライブラリ内部で使用します。