call(*args) -> Integer|DL::CPtr|nil
[permalink][rdoc][edit]-
関数を呼び出します。
Fiddle::Function.new で指定した引数と返り値の型に基いて Ruby のオブジェクトを適切に C のデータに変換して C の関数を呼び出し、その返り値を Ruby のオブジェクトに変換して返します。
引数の変換は以下の通りです。
- void* (つまり任意のポインタ型)
-
nil ならば C の NULL に変換されます Fiddle::Pointer は保持している C ポインタに変換されます。文字列であればその先頭ポインタになります。 IO オブジェクトであれば FILE* が渡されます。整数であればそれがアドレスとみなされます。 to_ptr を持っているならば、それを呼びだし Fiddle::Pointer に変換したものを用います。 to_i を持っているならば、それを呼びだし結果の整数をアドレスと見なします
- (unsigned) char/short/int/long/long long
-
Ruby の整数を C の整数に変換します。
- double/float
-
Ruby の整数 or 浮動小数点数を C の浮動小数点数に変換します
返り値の変換は以下の通りです。
- void
-
nil を返します
- (unsigned) char/short/int/long/long long
-
C の整数を Ruby の整数に変換します
- void*(つまり任意のポインタ型)
-
C のポインタを保持した Fiddle::Pointer を返します。
- [PARAM] args:
- 関数の引数
[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new