要約
Ruby の 内部情報へのアクセス手段を提供するクラスです。デバッグ用、プロトタイピング用、研究用などのとても限定された用途向けです。一般ユーザーは使うべきではありません。
目次
特異メソッド
keep_script_lines -> boolRuby 3.1 から[permalink][rdoc][edit]keep_script_lines=(bool)-
読み込んだスクリプトのソースコードの行を記録するかどうかを取得、設定します。
有効にすると、以降にロードされたスクリプトのソースコードの行が記録され、 RubyVM::InstructionSequence#script_lines などから参照できるようになります。
このメソッドは Ruby 内部での利用、デバッグ、研究のための API です。それ以外の目的で使うべきではありません。将来のバージョンとの互換性も保証されません。
- [PARAM]
bool: - 記録を有効にするかどうかを true か false で指定します。
p RubyVM.keep_script_lines # => false RubyVM.keep_script_lines = true p RubyVM.keep_script_lines # => true RubyVM.keep_script_lines = false - [PARAM]
stat -> HashRuby 3.0 から[permalink][rdoc][edit]stat(hsh) -> Hashstat(sym) -> Integer-
VM 内部のキャッシュなどに関する統計情報を返します。
引数なしで呼び出すと、統計名のシンボルをキーとするハッシュを返します。ハッシュを渡すとその内容が統計情報で上書きされ、そのハッシュを返します (プローブ効果を避けるために使用します)。シンボルを渡すと、その統計名の値のみを返します。
- [PARAM]
hsh: - 結果を格納するハッシュを指定します。内容は上書きされます。
- [PARAM]
sym: - 取得したい統計名をシンボルで指定します。
- [EXCEPTION]
ArgumentError: - 未知の統計名をシンボルで指定した場合に発生します。
p RubyVM.stat # => {:constant_cache_invalidations=>2, :constant_cache_misses=>14, # :global_cvar_state=>27, :next_shape_id=>225, :shape_cache_size=>1024} p RubyVM.stat(:next_shape_id) # => 225含まれる統計名と値は処理系の実装の詳細であり、バージョンによって変わります。この値に依存すべきではありません。
- [PARAM]
定数
DEFAULT_PARAMS -> {Symbol => Integer}Ruby 2.0.0 から[permalink][rdoc][edit]-
RubyVM のデフォルトのパラメータを返します。
[注意] この値は CRuby 固有のものです。変更しても RubyVM の動作には影響しません。また、仕様は変更される場合があるため、この値に依存すべきではありません。
INSTRUCTION_NAMES -> [String]Ruby 1.9.3 から[permalink][rdoc][edit]-
RubyVM の命令シーケンスの名前の一覧を返します。
[SEE_ALSO] RubyVM::InstructionSequence
OPTS -> [String]Ruby 1.9.3 から[permalink][rdoc][edit]-
RubyVM のビルドオプションの一覧を返します。