to_c -> Complex
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自身を複素数 (Complex) に変換した結果を返します。
以下の形式を解析できます。i、j は大文字、小文字のどちらでも解析できます。
- 実部+虚部i
- 実部+虚部j
- 絶対値@偏角
それぞれの数値は以下のいずれかの形式で指定します。先頭の空白文字や複素数値の後にある文字列は無視されます。また、数値オブジェクトと同様に各桁の間に「_」を入れる事ができます。
- "1/3" のような分数の形式
- "0.3" のような10進数の形式
- "0.3E0" のような x.xEn の形式
自身が解析できない値であった場合は 0+0i を返します。
'9'.to_c # => (9+0i) '2.5'.to_c # => (2.5+0i) '2.5/1'.to_c # => ((5/2)+0i) '-3/2'.to_c # => ((-3/2)+0i) '-i'.to_c # => (0-1i) '45i'.to_c # => (0+45i) '3-4i'.to_c # => (3-4i) '-4e2-4e-2i'.to_c # => (-400.0-0.04i) '-0.0-0.0i'.to_c # => (-0.0-0.0i) '1/2+3/4i'.to_c # => ((1/2)+(3/4)*i) '10@10'.to_c # => (-8.390715290764524-5.440211108893697i) '-0.3_3'.to_c # => (-0.33+0i) " \t\r\n5+3i".to_c # => (5+3i) '5+3ix'.to_c # => (5+3i) 'ruby'.to_c # => (0+0i)