new(error_message) -> SystemCallError
[permalink][rdoc]SystemCallError オブジェクトを生成して返します。
例:
p SystemCallError.new("message") # => #<SystemCallError: unknown error - message>
new(error_message, errno) -> SystemCallError
[permalink][rdoc]new(errno) -> SystemCallError
整数 errno に対応する Errno::EXXX オブジェクトを生成して返します。
整数 errno をシステムコールで発生したエラーの原因を示すコードであると解釈し、対応する例外クラスのインスタンスを生成して返します。
生成されるオブジェクトは SystemCallError の直接のインスタンスではなく、サブクラスのインスタンスです。それらのサブクラスは Errno モジュール内に定義されています。対応するサブクラスが存在しないコードを与えた場合には、 SystemCallError の直接のインスタンスが生成されます。
エラーコードの取り得る値および意味はシステムに依存します。詳しくは Errno::EXXX を参照してください。
例:
p SystemCallError.new("message", 2) # => #<Errno::ENOENT: No such file or directory - message> p SystemCallError.new(2) # => #<Errno::ENOENT: No such file or directory> p SystemCallError.new(256) # => #<SystemCallError: Unknown error 256>