module function Kernel.#exit!

exit!(status = false) -> ()[permalink][rdoc]

Rubyプログラムの実行を即座に終了します。 status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。デフォルトの終了ステータスは 1 です。

status が true の場合 0、 false の場合 1 を引数に指定したとみなされます。この値はCレベルの定数 EXIT_SUCCESS、EXIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。

exit! は exit とは違って、例外処理などは一切行ないません。 Kernel.#fork の後、子プロセスを終了させる時などに用いられます。

[PARAM] status:
終了ステータスを整数か true または false で与えます。
STDOUT.sync = true #表示前に終了しないようにする
puts 'start'
begin
  puts 'start1...'
  exit!
ensure
  puts 'end1...' #実行されない
end
puts 'end' #実行されない

#=> start
#   start1...
#終了ステータス:1

[SEE_ALSO] Kernel.#exit,Kernel.#abort,Kernel.#at_exit,Kernel.#fork