ファイルポインタを whence の位置から offset だけ移動させます。
offset 位置への移動が成功すれば 0 を返します。
- [PARAM] offset:
-
ファイルポインタを移動させるオフセットを整数で指定します。
- [PARAM] whence:
-
値は以下のいずれかです。それぞれ代わりに :SET、:CUR、:END、:DATA、:HOLE を指定する事も可能です。
- IO::SEEK_SET: ファイルの先頭から (デフォルト)
- IO::SEEK_CUR: 現在のファイルポインタから
- IO::SEEK_END: ファイルの末尾から
- IO::SEEK_DATA: offset 以降の次にデータがある位置へ(lseek の man ページ参照。Linux 3.1 以降のみ)
- IO::SEEK_HOLE: offset 以降の次にホールがある位置へ(同上)
- [EXCEPTION] Errno::EXXX:
-
ファイルポインタの移動に失敗した場合に発生します。
- [EXCEPTION] IOError:
-
既に close されていた場合に発生します。
f = File.new("testfile")
f.seek(-13, IO::SEEK_END) #=> 0
f.readline #=> "And so on...\n"
[SEE_ALSO] IO#sysseek