extend: RakeFileUtils
カスタムバージョンの FileUtils のメソッドを提供します。
FileUtils で定義されているメソッドのうち、:verbose, :noop の二つのオプションのいずれかに反応するメソッドの動作を変更します。
このモジュールはトップレベルでインクルードされます。その際、FileUtils, RakeFileUtils に定義されているメソッドの可視性はプライベートに変更されます。
@see FileUtils
nowrite_flag -> bool
[permalink][rdoc]この値が真の場合、実際のファイル書き込みをともなう操作は行いません。そうでない場合、ファイル書き込みを行います。
nowrite_flag=(flag)
[permalink][rdoc]実際に動作を行うかどうか設定します。
verbose_flag -> bool
[permalink][rdoc]この値が真の場合、詳細を表示します。
verbose_flag=(flag)
[permalink][rdoc]詳細を表示するかどうか設定します。
nowrite(value = nil) { ... }
[permalink][rdoc]ファイルを書き込むかどうかを制御します。
例:
nowrite # 現在の状態を返します。 nowrite(v) # 与えられた状態に変更します。 nowrite(v) { code } # ブロックを評価する間だけ与えられた状態に変更します。 # ブロックの評価が終わると元の値に戻します。
verbose(value = nil) { ... }
[permalink][rdoc]詳細を出力するかどうかを制御します。
例
verbose # 現在の状態を返します。 verbose(v) # 与えられた状態に変更します。 verbose(v) { code } # ブロックを評価する間だけ与えられた状態に変更します。 # ブロックの評価が終わると元の値に戻します。
when_writing(msg = nil) { ... }
[permalink][rdoc]RakeFileUtils.nowrite_flag が真である場合与えられたブロックを実行せずに、与えられたメッセージを表示します。
そうでない場合は、与えられたブロックを実行します。
例:
when_writing("Building Project") do project.build end