Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > zlibライブラリ > Zlib::GzipReaderクラス > read
read(length = nil) -> String | nil
[permalink][rdoc]IO クラスの同名メソッドIO#readと同じです。
但し、gzip ファイル中に エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。
gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。 gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが 記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError, Zlib::GzipFile::LengthError 例外を発生させます。
require 'zlib' =begin # hoge.gz がない場合は下記で作成できる。 Zlib::GzipWriter.open('hoge.gz') { |gz| gz.puts 'hoge_fuga' } =end Zlib::GzipReader.open('hoge.gz') { |gz| p gz.read(4) #=> "hoge" p gz.read #=> "_fuga\n" p gz.read(1) #=> nil }
[SEE_ALSO] IO#read