Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Stringクラス > chomp!

instance method String#chomp!

chomp!(rs = $/) -> self | nil[permalink][rdoc]

self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除きます。 ただし rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、 システムによらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

rs に nil を指定した場合、このメソッドは何もしません。

rs に空文字列 ("") を指定した場合は「パラグラフモード」になり、 末尾の連続する改行コードをすべて取り除きます。

[RETURN]
chomp! は通常 self を返しますが、取り除く改行がなかった場合は nil を返します。


buf = "string\n"
buf.chomp!
p buf   # => "string"

$/ = "\n"   # デフォルトと同じ
p "foo\r".chomp!    # => "foo"
p "foo\r\n".chomp!  # => "foo"
p "foo\n".chomp!    # => "foo"
p "foo\n\r".chomp!  # => "foo\n"

[SEE_ALSO] String#chomp

[SEE_ALSO] String#chop!