Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSL::BNクラス > pseudo_rand

singleton method OpenSSL::BN.pseudo_rand

pseudo_rand(bits, fill=0, odd=false) -> OpenSSL::BN[permalink][rdoc]

乱数を生成し、返します。

乱数系列に暗号論的な強さはないため、暗号関連でない場合や、 強さが必要でない場合に用いることができます。 鍵生成のような場合には使えません。

bits ビットの長さの正の整数を生成します。

fill が -1 なら、生成させる数の最上位ビットが 0である場合を許容します。fill が 0 なら、 生成させる数の最上位ビットは1にセットされます、 つまり必ず bits ビットの整数となります。 fill が1の場合は、上位2ビットが1にセットされます。

odd が真なら、生成される整数は奇数のみとなります。

[PARAM] bits:
発生させる数のビット数
[PARAM] fill:
上位ビットの性質を決める整数
[PARAM] odd:
真なら発生させる数は奇数のみとなる
[EXCEPTION] OpenSSL::BNError:
乱数の生成に失敗した場合に発生します

[SEE_ALSO] OpenSSL::BN.rand, OpenSSL::BN.pseudo_rand_range