Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > loggerライブラリ > Loggerクラス > add

instance method Logger#add

add(severity, message = nil, progname = nil) -> true[permalink][rdoc]
add(severity, message = nil, progname = nil) { ... } -> true
log(severity, message = nil, progname = nil) -> true
log(severity, message = nil, progname = nil) { ... } -> true

メッセージをログに記録します。

ブロックを与えた場合はブロックを評価した返り値をメッセージとしてログに記録します。 ユーザがこのメソッドを直接使うことはあまりありません。

[PARAM] severity:
ログレベル。Logger クラスで定義されている定数を指定します。 この値がレシーバーに設定されているレベルよりも低い場合、 メッセージは記録されません。
[PARAM] message:
ログに出力するメッセージを文字列か例外オブジェクトを指定します。 省略すると nil が用いられます。
[PARAM] progname:
ログメッセージと一緒に記録するプログラム名を指定します。 省略すると nil が使用されますが、実際には内部で保持されている値が使用されます。


require 'logger'

logger = Logger.new(STDOUT)

logger.add(Logger::FATAL) { 'Fatal error!' }
# 通常はログレベルごとのメソッドを使えばいいので、 add は使わない
logger.fatal('Fatal error!')

# => F, [2019-03-11T00:34:18.037272 #1320] FATAL -- : Fatal error!
#    F, [2019-03-11T00:34:18.037272 #1320] FATAL -- : Fatal error!