Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rakeライブラリ > Rake::TaskArgumentsクラス

class Rake::TaskArguments

クラスの継承リスト: Rake::TaskArguments < Enumerable < Object < Kernel < BasicObject

要約

タスクに渡されるパラメータの管理をするクラスです。

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
[] each inspect to_s lookup names new_scope to_hash with_defaults

特異メソッド

new(names, values, parent = nil)[permalink][rdoc]

自身を初期化します。

[PARAM] names:
パラメータの名前のリストを指定します。
[PARAM] values:
パラメータの値のリストを指定します。
[PARAM] parent:
親となる Rake::TaskArguments を指定します。

インスタンスメソッド

self[key] -> object[permalink][rdoc]

与えられたパラメータ名に対応する値を返します。

[PARAM] key:
パラメータの名前を指定します。
each {|key, val| ... } -> Hash[permalink][rdoc]

自身に含まれるパラメータ名とそれに対応する値をブロックパラメータとしてブロックを評価します。

[SEE_ALSO] Hash#each

inspect -> String[permalink][rdoc]
to_s -> String

自身を人間に読みやすい文字列にして返します。

[SEE_ALSO] Hash#inspect

lookup(name) -> object[permalink][rdoc]

与えられた名前に対応する値を返します。

[PARAM] name:
パラメータ名を指定します。
names -> Array[permalink][rdoc]

パラメータ名のリストを返します。

new_scope(names) -> Rake::TaskArguments[permalink][rdoc]

与えられたパラメータ名のリストを使用して新しい Rake::TaskArguments を作成します。

[PARAM] names:
パラメータ名のリストを指定します。
to_hash -> Hash[permalink][rdoc]

パラメータ名と対応する値を格納したハッシュを返します。

with_defaults(defaults) -> Hash[permalink][rdoc]

パラメータにデフォルト値をセットします。

[PARAM] defaults:
デフォルト値として使用するキーと値を格納したハッシュを指定します。