Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > benchmarkライブラリ > Benchmark::Reportクラス

class Benchmark::Report

クラスの継承リスト: Benchmark::Report < Object < Kernel < BasicObject

要約

Benchmark.#benchmark メソッドや Benchmark.#bm メソッドの 内部で使用されているクラスです。

このライブラリのユーザーが直接意識する必要はありません。

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
item report list

特異メソッド

new(width = 0, fmtstr = nil) -> Benchmark::Report[permalink][rdoc]

Benchmark::Report のインスタンスを初期化して返します。

通常このメソッドがユーザーによって直接呼び出されることはありません。

[PARAM] width:
ラベルの幅
[PARAM] fmtstr:
フォーマット文字列

インスタンスメソッド

item(label = "", *fmt) { ... } -> Benchmark::Tms[permalink][rdoc]
report(label = "", *fmt) { ... } -> Benchmark::Tms

ラベルと与えられたブロックの実行時間を標準出力に出力します。

出力のフォーマットは Benchmark::Tms#format が行います。

[PARAM] label:
ラベル
[PARAM] fmt:
結果に出力したいオブジェクト

[SEE_ALSO] Benchmark::Tms#format

list -> [Benchmark::Tms][permalink][rdoc]

Benchmark::Report#item 実行時に作成された Benchmark::Tms オ ブジェクトの一覧を返します。

[SEE_ALSO] Benchmark::Report#item