Ruby 2.2.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > BasicObjectクラス > ==

instance method BasicObject#==

self == other -> bool[permalink][rdoc]

オブジェクトが other と等しければ真を、さもなくば偽を返します。

このメソッドは各クラスの性質に合わせて、サブクラスで再定義するべきです。 多くの場合、オブジェクトの内容が等しければ真を返すように (同値性を判定するように) 再定義 することが期待されています。

デフォルトでは Object#equal? と同じオブジェクトの同一性になっています。

[PARAM] other:
比較対象となるオブジェクト
[RETURN]
other が self と同値であれば真、さもなくば偽

例:

class Person < BasicObject
  def initialize(name, age)
    @name = name
    @age = age
  end
end

tanaka1 = Person.new("tanaka", 24)
tanaka2 = Person.new("tanaka", 24)

tanaka1 == tanaka1    #=> true
tanaka1 == tanaka2    #=> false

[SEE_ALSO] BasicObject#equal?, Object#==, Object#equal?, Object#eql?