Ruby 2.2.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > webrick/httpversionライブラリ > WEBrick::HTTPVersionクラス
クラスの継承リスト: WEBrick::HTTPVersion < Comparable < Object < Kernel < BasicObject
HTTP のバージョンのための小さなクラスです。 バージョン同士の比較のために使います。
convert(version) -> WEBrick::HTTPVersion
[permalink][rdoc]指定された version を HTTPVersion オブジェクトに変換して返します。 version が HTTPVersion オブジェクトの場合はそのまま version を返します。
new(version) -> WEBrick::HTTPVersion
[permalink][rdoc]HTTPVersion オブジェクトを生成します。version は文字列か HTTPVersion オブジェクトです。
self <=> other -> -1 | 0 | 1 | nil
[permalink][rdoc]自身と指定された other のバージョンを比較します。 自身が other より新しいなら 1、同じなら 0、古いなら -1 を返します。 比較できない場合に nil を返します。
require 'webrick' v = WEBrick::HTTPVersion.new('1.1') p v < '1.0' #=> false
major -> Integer
[permalink][rdoc]major=(n)
HTTP バージョンのメジャーを整数で表すアクセサです。
minor -> Integer
[permalink][rdoc]minor=(n)
HTTP バージョンのマイナーを整数で表すアクセサです。
to_s -> String
[permalink][rdoc]自身を文字列に変換して返します。
require 'webrick' v = WEBrick::HTTPVersion.new('1.1') p v.to_s #=> "1.1"