Ruby 2.1.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rdoc/contextライブラリ > RDoc::Context::Sectionクラス

class RDoc::Context::Section

クラスの継承リスト: RDoc::Context::Section < RDoc::Text < Object < Kernel < BasicObject

要約

section に関する情報を保持するクラスです。

ドキュメント中で以下のように記述した情報を保持しています。

# :section: The title
# The body

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
== comment inspect parent sequence set_comment title

特異メソッド

new(parent, title, comment) -> RDoc::Context::Section[permalink][rdoc]

自身を初期化します。

[PARAM] parent:
RDoc::Context オブジェクトを指定します。
[PARAM] title:
section のタイトルを文字列で指定します。
[PARAM] comment:
section のコメントを文字列で指定します。

また、section のシーケンス番号を新しく作成します。

インスタンスメソッド

self == other -> bool[permalink][rdoc]

自身と other のシーケンス番号を比較した結果を返します。

[PARAM] other:
RDoc::Context::Section オブジェクトを指定します。
comment -> String | nil[permalink][rdoc]

section のコメントを返します。

inspect -> String[permalink][rdoc]

自身の情報を人間に読みやすい文字列にして返します。

parent -> RDoc::Context[permalink][rdoc]

自身が所属する RDoc::Context オブジェクトを返します。

sequence -> String[permalink][rdoc]

section のシーケンス番号を文字列で返します。

リンクを作成する時に使われます。

set_comment(comment) -> ()[permalink][rdoc]

自身にコメントを設定します。

[PARAM] comment:
文字列を指定します。

comment の最初の行に :section: を含んでいた場合、その行以降の文字列をコ メントとして設定します。そうでない場合は comment すべてをコメントとして 設定します。

# ---------------------
# :section: The title
# The body
# ---------------------
title -> String | nil[permalink][rdoc]

section のタイトルを返します。