Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Stringクラス > delete

instance method String#delete

delete(*strs) -> String[permalink][rdoc]

self から strs に含まれる文字を取り除いた文字列を生成して返します。

str の形式は tr(1) と同じです。 つまり、`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように 文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。

「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。 「^」も文字列の先頭にあるときだけ効果を発揮します。 また、「-」「^」「\」はバックスラッシュ (「\」) によってエスケープできます。

なお、引数を複数指定した場合は、 すべての引数にマッチする文字だけが削除されます。

[PARAM] strs:
削除する文字列を示す文字列 (のリスト)

例:

p "123456789".delete("2378")         #=> "14569"
p "123456789".delete("2-8", "^4-6")  #=> "14569"