Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > ptyライブラリ > PTYモジュール > getpty

module function PTY.#getpty

getpty(command) -> [IO, IO, Integer][permalink][rdoc]
getpty(command) {|read, write, pid| ... } -> nil
spawn(command) -> [IO, IO, Integer]
spawn(command) {|read, write, pid| ... } -> nil

擬似 tty を確保し、指定されたコマンドをその擬似 tty の向こうで実行し、配列を返します。

プラットフォームに依存しますが、対応していれば、作られたプロセスはセッションリーダーに なり、その制御端末は作成された擬似 tty に設定されます。

[PARAM] command:
擬似 tty 上で実行するコマンド
[RETURN]
返値は3つの要素からなる配列です。最初の要素は擬似 tty から 読み出すための IO オブジェクト、2番目の要素は書きこむための IO オブジェクト、 3番目の要素は子プロセスのプロセス ID です。 このメソッドがブロック付き呼ばれた場合、これらの要素はブロックパラメータとして渡され、 メソッド自体は nil を返します。

[SEE_ALSO] Kernel.#spawn, Kernel.#system, IO.popen, signal(2)