Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Objectクラス > RUBY_VERSION (private)

constant Object::RUBY_VERSION

RUBY_VERSION -> String[permalink][rdoc]

Ruby のバージョンを表す文字列。

Ruby のバージョンは、major.minor.teeny という形式です。 それぞれの番号は (今のところ) 2 桁以上にならないと約束されていますので、

if RUBY_VERSION >= '1.6.7'
  # バージョン 1.6.7 以降で有効な処理
else
  # それ以前のバージョンで有効な処理
end

とバージョンの違いによる処理の分岐を書くことができます。

Ruby 1.8 までは、minor が奇数のバージョンは開発版、 minor が偶数のバージョンは安定版です。 Ruby 1.9.0 以降は、teeny が 0 のバージョンが開発版となる予定です。