Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > IOクラス > read_nonblock
read_nonblock(maxlen, outbuf = "") -> String
[permalink][rdoc]IO をノンブロッキングモードに設定し、 その後で read(2) システムコールにより 長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
発生した例外 がErrno::EAGAIN、 Errno::EWOULDBLOCK である場合は、 その例外オブジェクトに IO::WaitReadable が Object#extend されます。
なお、バッファが空でない場合は、read_nonblock はバッファから読み込みます。この場合、read(2) システムコールは呼ばれません。
このメソッドはノンブロッキングモードにする点を除いて IO#readpartial と 同じであることに注意してください。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。 既に EOF に達していれば EOFError が発生します。ただし、maxlen に 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。