Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > fileutilsライブラリ > FileUtilsモジュール > move

module function FileUtils.#move

mv(src, dest, options = {}) -> ()[permalink][rdoc]
move(src, dest, options = {}) -> ()

ファイル src を dest に移動します。

src が一つの場合、 dest がすでに存在しディレクトリであるときは src を dest/src へ移動します。 dest がすでに存在しディレクトリでないときは src は dest を上書きします。

src が複数の場合、 src[0] を dest/src[0]、src[1] を dest/src[1] へ移動します。 dest がディレクトリでない場合は例外 Errno::ENOTDIR が発生します。

[PARAM] src:
元のファイル。一つの場合は文字列でも指定可能です。 二つ以上指定する場合は配列で指定します。
[PARAM] dest:
移動先のファイル、またはディレクトリ。
[PARAM] options:
:force, :noop, :verbose, :secure が指定できます。 FileUtils/オプションの説明

例:

FileUtils.mv('badname.rb', 'goodname.rb')
FileUtils.mv('stuff.rb', 'lib/ruby', {:force => true})
FileUtils.mv(['junk.txt', 'dust.txt'], "#{ENV['HOME']}/.trash")
FileUtils.mv(Dir.glob('test*.rb'), 'test', {:noop => true, :verbose => true} )