Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > dl/importライブラリ > DL::Importerモジュール > union
union(signature) -> Class
[permalink][rdoc]C の共用体型に対応する Ruby のクラスを構築して返します。
共用体型を Ruby 上で定義する方法は DL::Importer#struct と ほぼ同様です。C における
typedef union epoll_data { void *ptr; int fd; uint32_t u32; uint64_t u64; } epoll_data_t;
は、Ruby上では
require 'dl/import module M extend DL::Importer dlload "libc.so.6" typealias("uint32_t", "unsigned int") typealias("uint64_t", "unsigned long long") EPollData = union(["void *ptr", "int fd", "uint32_t u32", "uint64_t u64", ]) end
となります。
返されるクラスは DL::CUnion を継承しています。
1.9.x ではこのメソッドで返されるクラスは正しく動作しません。 2.0以降では修正されています。