Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > minitest/unitライブラリ > MiniTest::Unitクラス

class MiniTest::Unit

クラスの継承リスト: MiniTest::Unit < Object < Kernel < BasicObject

要約

ユニットテストで使用する様々なメソッドを定義しているクラスです。

目次

特異メソッド
autorun output=
インスタンスメソッド
assertion_count assertion_count= errors errors= failures failures= location process_args puke report report= run run_test_suites skips skips= start_time start_time= status test_count test_count=
定数
VERSION

特異メソッド

autorun -> true[permalink][rdoc]

プロセスの終了時にテストを実行するように登録します。

output=(stream)[permalink][rdoc]

出力先をセットします。

[PARAM] stream:
IO を指定します。

インスタンスメソッド

assertion_count -> Fixnum[permalink][rdoc]

アサーション数を返します。

assertion_count=(count)[permalink][rdoc]

アサーション数をセットします。

[PARAM] count:
件数を指定します。
errors -> Fixnum[permalink][rdoc]

エラー数を返します。

errors=(count)[permalink][rdoc]

エラー数をセットします。

[PARAM] count:
件数を指定します。
failures -> Fixnum[permalink][rdoc]

失敗したアサーション数を返します。

failures=(count)[permalink][rdoc]

失敗したアサーション数をセットします。

[PARAM] count:
件数を指定します。
location(exception) -> String[permalink][rdoc]

与えられた例外の発生した場所を返します。

process_args(args = []) -> Hash[permalink][rdoc]

optparse を使ってコマンドライン引数を解析した結果を返します。

[PARAM] args:
コマンドライン引数を指定します。

[SEE_ALSO] optparse

puke(klass, method_name, exception) -> String[permalink][rdoc]

テストメソッドの実行結果が成功以外の場合に、その種類と理由を記録します。

[PARAM] klass:
テストクラスを指定します。
[PARAM] method_name:
テストメソッドの名前を指定します。
[PARAM] exception:
例外クラスを指定します。
[RETURN]
与えられた例外クラスによって "Skip", "Failure", "Error" の いずれかの頭文字を返します。
report -> Array[permalink][rdoc]

テストメソッドの実行結果のリストを返します。

report=(list)[permalink][rdoc]

テストメソッドの実行結果のリストをセットします。

[PARAM] list:
テストメソッドの実行結果のリストを指定します。
run(args = []) -> Fixnum | nil[permalink][rdoc]

全てのテストを実行するためのメソッドです。

[PARAM] args:
コマンドライン引数を指定します。
run_test_suites(filter = /./) -> Array[permalink][rdoc]

全てのテストを実行します。

[PARAM] filter:
実行するテストメソッド名を正規表現で指定します。
[RETURN]
テストケース数とアサーション数を返します。
skips -> Fixnum[permalink][rdoc]

実行しなかったテストケース数を返します。

skips=(count)[permalink][rdoc]

実行しなかったテストケース数をセットします。

[PARAM] count:
件数を指定します。
start_time -> Time[permalink][rdoc]

テストの実行開始時刻を返します。

start_time=(time)[permalink][rdoc]

テストの実行開始時刻をセットします。

[PARAM] time:
Time オブジェクトを指定します。
status(io = @@out) -> ()[permalink][rdoc]

テスト結果を与えられた IO に書き込みます。

[PARAM] io:
テスト結果の出力先を指定します。
test_count -> Fixnum[permalink][rdoc]

テストケース数を返します。

test_count=(count)[permalink][rdoc]

テストケース数をセットします。

[PARAM] count:
件数を指定します。

定数

VERSION -> String[permalink][rdoc]

このライブラリのバージョンを返します。