Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > drb/extservmライブラリ > DRb::ExtServManagerクラス
クラスの継承リスト: DRb::ExtServManager < Object < Kernel < BasicObject
DRb::ExtServ で作られたサービスを管理するクラスです。
command -> { String => String|[String] }
[permalink][rdoc]サービスを起動するためのコマンドを指定するための Hash を 返します。
Hash のキーがサービス名で、値がそのサービスを起動するためのコマンドです。 この Hash を変更することでサービスを定義します。 DRb::ExtServManager.command= で Hash 自体を 変更することでも同じことができます。
コマンドは文字列、もしくは文字列の配列で指定します。 文字列で指定した場合は Kernel.#spawn で プロセスを起動する際に shell 経由で起動されます。 文字列の配列で指定すると shell を経由せずに起動されます。
command=(cmd)
[permalink][rdoc]サービスを起動するためのコマンドを指定するための Hash を 設定します。
[SEE_ALSO] DRb::ExtServManager.command
new -> DRb::ExtServManager
[permalink][rdoc]DRb::ExtServManager オブジェクトを生成して返します。
これで生成したオブジェクトの DRb::ExtServManager#service を リモートプロセスから呼び出すことでサービスの仲介を実現します。
service(name) -> DRb::ExtServ
[permalink][rdoc]name で指定したサービスに関連付けられた DRb::ExtServ オブジェクトを返します。
サービスを提供するプロセスが起動していない場合は、DRb::ExtServManager.command で指定したプロセスを起動し、そのプロセスが DRb::ExtServ オブジェクトが DRb::ExtServ.new によって ExtServManager に登録されるのを待ちます。 その後、登録されたオブジェクトを返します。
すでにプロセスが起動していた場合は、登録されている DRb::ExtServ オブジェクトを 返します。
DRb::ExtServ#stop_service でサービスを停止すると、登録されている DRb::ExtServ は削除され、プロセスは停止します。
uri -> String|nil
[permalink][rdoc]サービス起動時にプロセスを spawn する時に渡す URI を返します。
デフォルトは nil で、これは DRb.#uri を用いることを意味します。
[SEE_ALSO] DRb::ExtServManager#uri=
uri=(uri)
[permalink][rdoc]サービス起動時にプロセスを spawn する時に渡す URI を設定します。
[SEE_ALSO] DRb::ExtServManager#uri