Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > drbライブラリ > DRb::DRbObjectクラス
クラスの継承リスト: DRb::DRbObject
< Object
< Kernel
< BasicObject
aliases: DRbObject
リモートの dRuby オブジェクトを表すオブジェクトです。
このクラスのインスタンスはプロキシとして働きます。 つまりインスタンスへのメソッド呼び出しはリモートプロセスに送られ リモート側でメソッドが呼び出されます。
内部的には Object#method_missing でメソッド呼び出しを hook して、それを転送します。
new_with_uri(uri) -> DRb::DRbObject
[permalink][rdoc]URI から新しい DRbObject を生成します。
別プロセスの DRb.#start_service で指定したフロントオブジェクトを 指すリモートオブジェクトを取り出します。
self == other -> bool
[permalink][rdoc]eql?(other) -> bool
DRb::DRbObject オブジェクト同士が同じであるなら真を返します。
この同値判定は、 オブジェクトが参照している URI と識別子が等しいかどうかでします。
__drbref -> Integer|nil
[permalink][rdoc]リモートオブジェクトの識別子を返します。
DRb::DRbObject.new_with_uri で取り出したフロントオブジェクトは 識別子を持たないため nil を返します。
__drburi -> String|nil
[permalink][rdoc]リモートオブジェクトの URI を返します。