Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rationalライブラリ > Rationalクラス > inspect

instance method Rational#inspect

inspect -> String[permalink][rdoc]

自身を"Rational(分子, 分母)" 形式の文字列にして返します。

[RETURN]
文字列を返します。

例:

Rational(5, 8).inspect  # => "Rational(5, 8)"
Rational(2).inspect     # => "Rational(2, 1)"
Rational(-8, 6).inspect # => "Rational(-4, 3)"

1.9 以降は結果が異なる事に注意してください。

# 1.9.1の場合
Rational(5, 8).inspect  # => "(5/8)"
Rational(2).inspect     # => "(2/1)"
Rational(-8, 6).inspect # => "(-4/3)"

[SEE_ALSO] Rational#to_s

inspect[permalink][rdoc] [redefined by mathn]

有理数値を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

現在のバージョンでは "3/5", "-17/7" のように10進数の既約分数表記を返します。