Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Mathモジュール > log

module function Math.#log

log(x) -> Float[permalink][rdoc]

x の自然対数を返します。

[PARAM] x:
正の実数
[EXCEPTION] Errno::EDOM:
引数が負の値である場合に発生します。
[EXCEPTION] Errno::ERANGE:
引数が 0 の場合に発生します。
log(z) -> Complex[permalink][rdoc] [redefined by complex]

複素数 z の自然対数を返します。

絶対値 r 偏角 theta の複素数 z に対する log(z) は以下で定義されます。

log(z)  = log(r) + i * theta
[PARAM] z:
複素数

注意

虚部が 0 でも Complex クラスのオブジェクトであれば Complex クラスのオブジェクトを返すことに注意してください。

n = 2
z = Complex.new(2, 0)

p Math.log(n) #=> 0.693147180559945
p Math.log(z) #=> Complex(0.693147180559945, 0.0)