undef_method(*name) -> self
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このモジュールのインスタンスメソッド name を未定義にします。
- [PARAM] name:
- 0 個以上の String か Symbol を指定します。
- [EXCEPTION] NameError:
- 指定したインスタンスメソッドが定義されていない場合に発生します。
「未定義にする」とは
このモジュールのインスタンスに対して name というメソッドを呼び出すことを禁止するということです。スーパークラスの定義が継承されるかどうかという点において、「未定義」は「メソッドの削除」とは区別されます。以下のコード例を参照してください。
class A def ok puts 'A' end end class B < A def ok puts 'B' end end B.new.ok # => B # undef_method の場合はスーパークラスに同名のメソッドがあっても # その呼び出しはエラーになる class B undef_method :ok end B.new.ok # => NameError # remove_method の場合はスーパークラスに同名のメソッドがあると # それが呼ばれる class B remove_method :ok end B.new.ok # => A
また、undef 文と undef_method の違いは、メソッド名を String または Symbol で与えられることです。
module M1 def foo end def self.moo undef foo end end M1.instance_methods false #=> ["foo"] M1.moo M1.instance_methods false #=> [] module M2 def foo end def self.moo undef_method :foo end end M2.instance_methods false #=> ["foo"] M2.moo M2.instance_methods false #=> []