ReFe は Ruby リファレンスマニュアルをコマンドラインから検索するツールです。
gem 名は refe2、コマンド名は refe で、現在は BitClust の一部として
rurema/bitclust で開発されています。
インストール
gem でインストールします。
$ gem install refe2
次に、検索用データベースを構築します。
$ bitclust setup
bitclust setup はリファレンスマニュアルのソース
(rurema/doctree) を
~/.bitclust/rubydoc に取得し、~/.bitclust 配下にバージョンごとのデータベースを構築します。対象バージョンは --versions オプションで変更できます。バージョンはリファレンスマニュアルの版と同じく 3.4 のように
teeny を省いた形式で指定します。
$ bitclust setup --versions=3.4,4.0
マニュアルの更新を取り込むときは、もう一度 bitclust setup を実行します。
使い方
メソッド名やクラス名を指定すると、マッチしたエントリを表示します。
$ refe Array#clear
Array#clear
### def clear -> self
配列の要素をすべて削除して空にします。
(以下略)
クラス名とメソッド名を空白で区切って refe Array clear のように指定することもできます。名前は前方一致で検索され、大文字小文字の違いは無視されるので、うろ覚えでも引けます。
マッチしたエントリが複数あるときは名前の一覧が表示されます。
$ refe map
Array#map Enumerable#map Enumerator::Lazy#map IO::Buffer.map
Matrix#map Vector#map
主なオプション:
-a,--all-- マッチした全エントリの説明を表示します-l,--line-- 1 エントリを 1 行で表示します--class-- クラス名・モジュール名だけを検索します-d PATH,--database=PATH-- データベースの場所を指定します
既定以外の場所のデータベースを常用する場合は、環境変数 REFE2_DATADIR
でも指定できます。
詳細は BitClust の doc/usage.md を参照してください。
初代 ReFe について
初代の ReFe(1.x 系)は青木峰郎さん作の別実装のツールで、Ruby 1.8 時代のリファレンスマニュアルを検索するものでした。現在の refe2 はこれを置き換えた BitClust ベースの別実装です。初代 ReFe については http://i.loveruby.net/ja/prog/refe.html を参照してください。