Ruby 2.4.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Thread::SizedQueueクラス

class Thread::SizedQueue

クラスの継承リスト: Thread::SizedQueue < Object < Kernel < BasicObject
aliases: SizedQueue

要約

サイズの最大値を指定できる Thread::Queue です。

[ruby-list:283] より。q をサイズ 1 の SizedQueue オブジェクトに することによって、入力される行と出力される行が同じ順序になります。 q = [] にすると入力と違った順序で行が出力されます。

require 'thread'

q = SizedQueue.new(1)

th = Thread.start {
  while line = q.pop
    print line
  end
}

while l = gets
  q.push(l)
end
q.push(l)

th.join

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
<< enq push close deq pop shift max max=

特異メソッド

new(max) -> Thread::SizedQueue[permalink][rdoc]

Thread::SizedQueue オブジェクトを生成します。

[PARAM] max:
キューのサイズの最大値です。

インスタンスメソッド

push(obj, non_block = false) -> ()[permalink][rdoc]
enq(obj, non_block = false) -> ()
self << obj -> ()

キューに与えられたオブジェクトを追加します。

キューのサイズが Thread::SizedQueue#max に達している場合は、 non_block が真でなければ、キューのサイズが Thread::SizedQueue#max より小さくなるまで他のスレッドに実行を譲ります。 その後、キューに与えられたオブジェクトを追加します。

[PARAM] obj:
キューに追加したいオブジェクトを指定します。
[PARAM] non_block:
true を与えると、キューが一杯の時に例外 ThreadError が発生します。

[SEE_ALSO] Thread::Queue#push

close -> self[permalink][rdoc]

キューを close します。詳しくは Thread::Queue#close を参照してください。

Thread::Queue とはキューにオブジェクトを追加するスレッドの動作が 異なります。キューにオブジェクトを追加するスレッドを待機している場合は ClosedQueueError が発生して中断されます。

[SEE_ALSO] Thread::Queue#close

pop(non_block = false) -> object[permalink][rdoc]
shift(non_block = false) -> object
deq(non_block = false) -> object

キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。

[PARAM] non_block:
true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。

[SEE_ALSO] Thread::Queue#pop

max -> Fixnum[permalink][rdoc]

キューの最大サイズを返します。

max=(n)[permalink][rdoc]

キューの最大サイズを設定します。

[PARAM] n:
キューの最大サイズを指定します。