要約
REXML のセキュリティ関連の限界値を設定/参照するためのモジュールです。
目次
- 特異メソッド
特異メソッド
entity_expansion_limit -> Integer
[permalink][rdoc][edit]-
実体参照の展開回数の上限を返します。
XML 文書(REXML::Document)ごとの展開回数がこの値を越えると例外を発生させ、処理を中断します。
実体参照の展開処理を使った DoS 攻撃に対抗するための仕組みです。
デフォルトは 10000 です。
[SEE_ALSO] REXML::Document.entity_expansion_limit
entity_expansion_limit=(val)
[permalink][rdoc][edit]-
実体参照の展開回数の上限を指定します。
XML 文書(REXML::Document)ごとの展開回数がこの値を越えると例外を発生させ、処理を中断します。
デフォルトは 10000 です。
- [PARAM] val:
- 設定する上限値(整数)
[SEE_ALSO] REXML::Document.entity_expansion_limit
entity_expansion_text_limit -> Integer
[permalink][rdoc][edit]-
実体参照の展開による文字列の増分(テキストのバイト数)の最大値を指定します。
展開によって増分値がこの値を越えると例外を発生させ、処理を中断します。
実体参照の展開処理を使った DoS 攻撃に対抗するための仕組みです。
デフォルトは 10240 (byte) です。
[SEE_ALSO] REXML::Document.entity_expansion_text_limit=, http://www.ruby-lang.org/ja/news/2013/02/22/rexml-dos-2013-02-22/
entity_expansion_text_limit=(val)
[permalink][rdoc][edit]-
実体参照の展開による文字列の増分(テキストのバイト数)の最大値を指定します。
展開によって増分値がこの値を越えると例外を発生させ、処理を中断します。
実体参照の展開処理を使った DoS 攻撃に対抗するための仕組みです。
デフォルトは 10240 (byte) です。
[SEE_ALSO] REXML::Document.entity_expansion_text_limit http://www.ruby-lang.org/ja/news/2013/02/22/rexml-dos-2013-02-22/