要約
DRb::ExtServ で作られたサービスを管理するクラスです。
目次
特異メソッド
- command -> { String => String|[String] }[permalink][rdoc][edit]
- 
サービスを起動するためのコマンドを指定するための Hash を返します。 Hash のキーがサービス名で、値がそのサービスを起動するためのコマンドです。この Hash を変更することでサービスを定義します。 DRb::ExtServManager.command= で Hash 自体を変更することでも同じことができます。 コマンドは文字列、もしくは文字列の配列で指定します。文字列で指定した場合は Kernel.#spawn でプロセスを起動する際に shell 経由で起動されます。文字列の配列で指定すると shell を経由せずに起動されます。 
- command=(cmd)[permalink][rdoc][edit]
- 
サービスを起動するためのコマンドを指定するための Hash を設定します。 - [PARAM] cmd:
- コマンドを設定した Hash
 [SEE_ALSO] DRb::ExtServManager.command 
- new -> DRb::ExtServManager[permalink][rdoc][edit]
- 
DRb::ExtServManager オブジェクトを生成して返します。 これで生成したオブジェクトの DRb::ExtServManager#service をリモートプロセスから呼び出すことでサービスの仲介を実現します。 
インスタンスメソッド
- service(name) -> DRb::ExtServ[permalink][rdoc][edit]
- 
name で指定したサービスに関連付けられた DRb::ExtServ オブジェクトを返します。 サービスを提供するプロセスが起動していない場合は、DRb::ExtServManager.command で指定したプロセスを起動し、そのプロセスが DRb::ExtServ オブジェクトが DRb::ExtServ.new によって ExtServManager に登録されるのを待ちます。その後、登録されたオブジェクトを返します。 すでにプロセスが起動していた場合は、登録されている DRb::ExtServ オブジェクトを返します。 DRb::ExtServ#stop_service でサービスを停止すると、登録されている DRb::ExtServ は削除され、プロセスは停止します。 - [PARAM] name:
- サービス名文字列
 
- uri -> String|nil[permalink][rdoc][edit]
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サービス起動時にプロセスを spawn する時に渡す URI を返します。 デフォルトは nil で、これは DRb.#uri を用いることを意味します。 [SEE_ALSO] DRb::ExtServManager#uri= 
- uri=(uri)[permalink][rdoc][edit]
- 
サービス起動時にプロセスを spawn する時に渡す URI を設定します。 [SEE_ALSO] DRb::ExtServManager#uri