function rb_scan_args

[edit]
int rb_scan_args(int argc, const VALUE *argv, const char *fmt, ...)

長さ argc の配列 argv を fmt に従って解析し、第四引数以降で渡されたアドレスに書き込みます。

fmt のフォーマットは以下の通りです。

  • 必須引数の数 (省略可能な引数があるなら省略不可)
  • 省略可能な引数の数 (ゼロ個ならば省略可)
  • 残りの引数を Ruby の配列として受け取ることを示す '*' (省略可)
  • 最後の引数をオプションハッシュとして受け取る事を示す ':' (省略可)
  • ブロックを Proc オブジェクト化して受け取ることを示す '&' (省略可)

これらの指定文字はそれぞれ省略可能ですが、必ずこの順番で現れなければいけません。

使用例

VALUE a, b, optv;
rb_scan_args(argc, argv, "21", &a, &b, &optv);

対応する Ruby プログラムでの宣言

def some_method(a, b, opt = nil)

使用例 (2)

VALUE a, rest, block;
rb_scan_args(argc, argv, "1*&", &a, &rest, &block);

対応する Ruby プログラムでの宣言

def some_method(a, *rest, &block)

[SEE_ALSO] https://github.com/ruby/ruby/blob/master/doc/extension.ja.rdoc