Cygwin

Win32 上で Unix をエミュレートする環境。Windows 上でまさに Unix を使っているような感覚が味わえる。GNU ユーティリティのおかげで下手な商用 Unix よりもある意味使いやすい。Cygwin環境でコンパイルされた実行ファイルは cygwin1.dll がリンクされ、この DLL が Unix のシステムコール等をエミュレートしてくれる。

Cygwin を使う人にとって本当に必要な環境が Unix なのか Windows なのかは謎。(何事も行き過ぎはよくない。中間こそが心地よいのかもしれない)

http://cygwin.com/ を参照。

Cygwin版Rubyは、cygwin1.dllを必要とする反面、Unix版との互換性が高いので、Unix用のスクリプトが変更なしに動く可能性が高くて便利である。しかし、日本語パス名(「表」や「ソ」のように2バイト目に「\」を含むもの)が扱えないなど、 Cygwin 環境自体の制約を受ける。