class SystemExit

要約

Ruby インタプリタを終了させるときに発生します。

目次

特異メソッド
インスタンスメソッド

継承しているメソッド

Exceptionから継承しているメソッド

特異メソッド

new(status = 0, error_message = "") -> SystemExit[permalink][rdoc]

SystemExit オブジェクトを生成して返します。

[PARAM] status:
終了ステータスを整数で指定します。
[PARAM] error_message:
エラーメッセージを文字列で指定します。

例:

ex = SystemExit.new(1)
p ex.status   # => 1

インスタンスメソッド

status -> Integer[permalink][rdoc]

例外オブジェクトに保存された終了ステータスを返します。

終了ステータスは Kernel.#exitSystemExit.new などで設定されます。

例:

begin
  exit 1
rescue SystemExit => err
  p err.status   # => 1
end

begin
  raise SystemExit.new(1, "dummy exit")
rescue SystemExit => err
  p err.status   # => 1
end
success? -> bool[permalink][rdoc]

終了ステータスが正常終了を示す値ならば true を返します。

大半のシステムでは、ステータス 0 が正常終了を表します。

例:

begin
  exit true
rescue SystemExit => err
  p err.success?  # => true
end

begin
  exit false
rescue SystemExit => err
  p err.success?  # => false
end